ウレタン防水とは?
ウレタン防水とは、防水工法の一つで、ウレタン樹脂を塗り付けてその塗料が化学反応で固まるようにするものです。
塗料が化学反応で固まると、ゴム状で弾性のある防水膜を形成する訳です。
液体状の塗料を塗る工法ですから、下地に馴染みやすく継ぎ目のない完全な防水膜を形成できます。
これは、水密性の高い連続皮膜となります。
防水シートやFRPなどの防水材料との複合防水工法もあります。
防水性能で豊富なバリエーションがあり、さまざまな用途に適応します。
熱や寒冷にも耐えられるウレタン防水は、他のシート材などと複合使用させたり、ウレタンの厚みや材質を変えたりして使用でき、屋根雨漏り修理やビル防水工事に適しています。
ウレタン防水は、環境に優しい材料の組み合わせで施工が可能ですから、屋上・廊下・ベランダ・バルコニーなどさまざまな場所に使用されております。
また、歩行用から運動用まで様々な使用目的に対応できます。
ウレタン防水は、約5年毎に最上層の塗り直しをすれば、15年程度は耐久性や防水性が期待できます。
さらに、コストの面で有利だと言える防水工法となります。。
防水工法には、このウレタン防水の他、目的や場所により「密着工法」「通気緩衝工法」「機械的固定工法」の工法もあります。
防水工法参考ページ
→ FRP防水工事
→ ウレタン通気緩衝工法
→ シート防水